【9月15日 AFP】経営難に陥っていた米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)は15日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。同社広報担当者が明らかにした。

 リーマン・ブラザーズによると、ブローカーディーラー業務は破産法11条の適用外だとし、株式売買部門と子会社Neuberger Bermanなどの資産運用部門は業務を続けるという。

 リーマン・ブラザーズは発表した声明の中で、同社は「ブローカーディーラー部門の売却を検討していることに加え、以前から発表しているように、資産運用部門の売却について数社と交渉を進めている」と述べている。(c)AFP