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流出原油が海流に乗って拡散、大西洋岸へ回る恐れも

  • 2010年05月20日 14:34 発信地:ニューオーリンズ/米国
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  • メキシコ湾の石油掘削基地の爆発・原油流出
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欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)が作成した、地球観測衛星「エンビサット(Envisat)」搭載の海氷観測用合成開口レーダー(ASAR)が撮影・作成した、流出原油とメキシコ湾内を時計回りに流れる高速の暖流、ループ・カレント(Loop Current、赤い矢印)を示した画像(2010年5月18日作成)。(c)AFP/ESA/CLS

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【5月20日 AFP】メキシコ湾(Gulf of Mexico)で爆発・水没した石油掘削施設から流出を続ける原油が、湾内を時計回りに流れる高速の暖流、ループ・カレント(Loop Current)に流れ込み流出範囲を拡大させつつあると、専門家らが19日警告した。

 原油は早ければ6日程度で米フロリダ(Florida)州やキューバ沿岸に達する見通し。フロリダ州には観光客に人気のビーチや、環境の変化に敏感なサンゴ礁群がある。また最悪の場合、北極海に流れ込んでいるメキシコ湾流(Gulf Stream)に合流し、米東海岸など大西洋沿岸にまで拡散する恐れもあるという。
 
 環境保護団体「環境防衛基金(Environmental Defense Fund」の主任海洋科学者、ダグ・レイダー(Doug Rader)氏によると、ループ・カレントは魚の稚魚など、さまざまな海洋生物をふ化した場所から成長する海域に運ぶ役割を果たしており、メキシコ湾の豊かな海洋生態系の根幹をなす。

 欧州宇宙機関(European Space Agency ESA)は同日、流出原油がメキシコ湾流に合流する時計回りの強い海流に乗って流されている様子が人工衛星から確認されたと発表した。(c)AFP/Clement Sabourin

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