【1月14日 AFP】マグニチュード(M)7.0の大地震から2日が経過したハイチで、100人を超える国連(UN)関係の職員が行方不明となっている。

 14日の国連人道問題調整事務所(Office for the Coordination of Humanitarian AffairsOCHA)のエリザベス・バース(Elisabeth Byrs)報道官の発表によると、連絡が取れない外国人職員が100人を超えている。また、ハイチ人職員の安否についてはまったく情報がないという。

 首都ポルトープランス(Port-Au-Prince)にある国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)の本部ビルは、12日の地震でつぶれ完全に崩壊した。広範囲にわたり打撃を受けた首都周辺では、その他の国連機関のオフィスにも被害が出ている。

 世界食糧計画(World Food ProgrammeWFP)は14日、本部の建物は「かろうじて建っている」ものの、現地職員20人と連絡が取れていないと発表している。(c)AFP/Lehaz Ali