【2月10日 AFP】(写真追加)韓国・昌寧(Changnyeong)にある火旺(Hwawang)山で9日、旧正月明けの初めての満月に合わせた恒例の山焼き行事の最中に、風にあおられ勢いを増した火の手から逃げようとして見物客がパニックとなり、少なくとも4人ががけから落ちて死亡し、35人が負傷した。地元警察が明らかにした。

 韓国・聯合(Yonhap)ニュースによると、山焼きの火が横風にあおられて手がつけられないほど広がり、がけの上で見物していた1万5000人強の見物客の一部ががけから落ち、このうちの、女性3人と男性1人が死亡したという。

 警察当局は事故原因の特定とともに、遺体の身元確認を急いでいる。(c)AFP