【9月26日 AFP】フランス東部ストラスブール(Strasbourg)の裁判所は25日、刑務所内で服役中の恋人の男(31)が当時4歳だった息子に性的暴行を加える間、息子を押さえつけていた母親(25)に、最長で禁錮20年の刑を言い渡した。暴力行為の罪で2009年8月から服役している男にも同じ判決が下された。

 2人は女の息子に対する複数回の性的暴行を認めている。捜査当局によると、2人は東部トゥール(Toul)の刑務所内の面会室で、扉のガラスを黒いゴミ袋で覆い男児に性的暴行を加えていたという。また、犯行の様子を携帯電話で撮影していたこともあったという。

 女は自身も息子を性的虐待し、その様子を撮影、保存したメモリーカードを服役中の男に渡していたことを認めているが、男に脅されてやったと供述している。

 現在8歳になる男児は、男とは血縁関係にない。(c)AFP