【12月9日 AFP】ドイツ西部コブレンツ(Koblenz)の警察は8日、「年配のヒッピー」の自宅の居間でクリスマスツリーとして飾られていた高さ2メートルの大麻草を押収したと発表した。男は薬物所持容疑で起訴される見込みだ。

 警察は、「愛さえあれば――ヒッピーのクリスマスの祝い方」という冗談めかしたタイトルのプレスリリースを出して事件の詳細を明らかにした。

 大麻草は、クリスマスツリー用のスタンドに立てられ、電球で飾り付けられていた。警官に問い詰められた男は、「もっと飾り付けをして、大麻草の下にプレゼントも置くつもりだった」と話したという。警察はほかにマリフアナ150グラムも押収した。

 ドイツでは7日にも、ミュンヘン(Munich)で手製のアドベントカレンダーのそれぞれの日付の箱にチョコレートではなく大麻を入れていた21歳の男が逮捕されたと発表されていた。(c)AFP