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英高等法院、ハッカーの米引き渡し認める判断 「UFO実在の証拠」求め米軍などのコンピューターに侵入

  • 2009年08月01日 14:40 発信地:ロンドン/英国
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ロンドン(London)の英高等法院(High Court of Justice)に到着したゲイリー・マッキノン(Gary McKinnon)さんの母親ジャニス・シャープ(Janis Sharp)さん(右、2009年7月31日撮影)。(c)AFP/SHAUN CURRY

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【8月1日 AFP】英高等法院(High Court of Justice)は31日、米軍や米航空宇宙局(NASA)などの米政府機関のコンピューターに不正侵入したとされる英国人男性が、米国に引き渡すという決定を取り消すよう求めていた訴えを退けた。

 ゲイリー・マッキノン(Gary McKinnon)被告(43)は2001年から2002年にかけて米政府機関の97台のコンピューターに不正侵入したとされる。同被告は「UFOが実在するという証拠を探していただけだ」と主張しているが、米国の裁判所で有罪になった場合、生涯を刑務所で過ごす可能性もある。

 2008年10月、当時のジャッキー・スミス(Jacqui Smith)英内相はマッキノン被告の米国への引き渡しを命じる決定を下した。これに対し弁護団は、被告がアスペルガー症候群であることに配慮し、英高等法院にこの決定を取り消すよう求めていた。

 マッキノン被告の母親、ジャニス・シャープ(Janis Sharp)さんは「とても悲しい。人の人生をこんな風に踏みにじることが正しいとする法律は、誤った法律だ」と話した。

 被告の弁護団は同日、法的な争いはまだ終わっていないと述べ、控訴することを示唆した。控訴は28日以内に行わねばならない。

 英国自閉症協会(National Autistic Society)は高等法院の決定に「非常に失望している」との声明を発表し、アスペルガー症候群である人を送還すべきではないという考えを表明した。同協会は今後、被告が英国にとどまれるよう支援キャンペーンを展開するとしている。(c)AFP/Michael Thurston

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