【7月5日 AFP】国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調、Fukushima Nuclear Accident Independent Investigation Commission)は5日、前年の東日本大震災による福島第1原発事故を「人災」だとする最終報告書を発表した。

 報告書は「この事故が『人災』であることは明らか」で、政府、規制当局、そして事業者である東京電力(TEPCO)にその責任があるとしている。

 また事故の根本原因については、「個々人の資質、能力の問題」ではなく「組織的、制度的問題」だと結論している。(c)AFP/Hiroshi Hiyama