【5月28日 AFP】インド東部の西ベンガル(West Bengal)州で28日未明、コルカタ(Kolkata)発ムンバイ(Mumbai)行きの特急列車が脱線して貨物列車と衝突し、警察発表によると少なくとも65人が死亡した。

 現場はコルカタから西へ約135キロメートルの地点。寝台車が連結された特急列車は事故当時満員で、13両が脱線して反対路線を走っていた貨物列車と衝突した。押しつぶされた車内に取り残された乗客も多く、今後、犠牲者数は増える可能性が高い。

 現場からは過激派・インド共産党毛沢東主義派のビラが見つかったことから、西ベンガル州警察では毛沢東主義派が関与していると見ている。脱線原因は当初、爆発によるとみられていたが、警察は線路の連結部がはずされていた証拠が見つかったとしている。(c)AFP/Mitul Dasl