【8月17日 AFP】北京五輪第10日、レスリング・女子フリースタイル63キロ級決勝。日本の伊調馨(Kaori Icho)は、ロシアのアリョーナ・カルタショワ(Alena Kartashova)と対戦。伊調馨は判定でカルタショワを下し、2大会連続の金メダルを獲得した。

 5度の世界選手権優勝を誇る伊調馨が五輪での連覇を果たした。また、姉の伊調千春(Chiharu Icho)は、48キロ級で2大会連続で銀メダルを獲得している。

 24歳の伊調馨は1回戦、2回戦をフォールで勝ち上がり、準決勝ではカナダのマーティン・デュグレニエ(Martine Dugrenier)を僅差の判定で破っていた。

 日本勢は4階級を牛耳り、金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得してアテネ五輪時と同じメダルを同じ選手が獲得している。

 63キロ級の銅メダルは米国のランディ・ミラー(Randi Miller)とカザフスタンのエレーナ・シャリギナ(Yelena Shalygina)が獲得している。(c)AFP