【5月19日 AFP】サッカーフランス代表のGKスティーヴ・マンダンダ(Steve Mandanda)が、首のけがのため、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を欠場することになった。

 フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に所属する29歳のマンダンダは、17日の試合で首を負傷し、W杯までに回復が間に合わないと判断された。

 代表では正GKのウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)に次ぐ第2GKと位置づけられているマンダンダは、17日のフランス・リーグ1最終節のギャンガン(En Avant de Guingamp)戦で、相手FWのムスタファ・ヤタバレ(Mustapha Yatabare)と接触して頸椎を痛めていた。

 マルセイユの医療スタッフは18日、復帰には6週間を要すると発表しており、その後にマンダンダ本人が、フランス代表のW杯初戦、6月15日のホンジュラス戦には間に合わないと認めた。

 マンダンダは自身のツイッター(Twitter)のアカウントで「悲しいお知らせをしなくてはならない。残念なことに、W杯には行けなくなった」と明かした。

 フランス代表で16試合に出場しているマンダンダに代わり、サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)のステファン・ルフィエ(Stephane Ruffier)がメンバー入りした。代表戦出場1試合のルフィエは、13日にディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督が発表した予備登録メンバーの7人に選出されていた。(c)AFP