【9月21日 MODE PRESS】ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)は9月18日、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズに初の「ルイ・ヴィトン アイランド」をオープンした。シンガポールではすでに4店舗が展開されており今回の出店により5店舗目となる。ルイ・ヴィトン メゾンとしては世界で12店舗目の出店。 ■シンガポールの新ランドマーク誕生  アジア経済のハブとして昨今活発な動きをみせるシンガポールに昨年夏、正式オープンしたばかりの「マリーナ・ベイ・サンズ」は新たなラグジュアリーショッピングエリアとしても注目されている。そのなかでも特に注目の的となっているのが今回オープンした「ルイ・ヴィトン アイランド」だ。マリーナ・ベイを囲む遊歩道沿いのウォーターフロントに位置し、湾の名高い景色のなかでも、一目置かれるランドマークとして早くも話題になっている。 ■船舶を彷彿させる斬新な内装デザイン  船舶からインスピレーションを得た空間を表現した店舗の内装デザインは、数々の賞を獲得し、世界的に活躍するピーター・マリーノ(Peter Marino)。店内にアートと文化的要素を融合させた、東南アジア初となる”ルイ・ヴィトン メゾン”で、ユニークかつ洗練された時間を過ごすことができる。 ■旅をテーマに  「旅」をブランドのコアヴァリューとするルイ・ヴィトンらしく、1階には、メンズ&レディースのレザーグッズ、プレタポルテ、シューズ、アクセサリーの全ラインを取り揃えており、中2階には、アジアパシフィックエリアでは初の「トラベルコーナー」を設置した。トラベルラゲージやアクセサリーを一堂に集め、旅のロマンスを讃える空間作りが心地よい。ヨットのデッキを彷彿させる屋外のロジア(建物に沿って作られた屋根付きの柱廊)のような、くつろぎのプレイベートラウンジはここでしか体験できない特別な空間だ。 ■驚きのある極上空間  コンテポラリーアート作品の数々が展示されるトンネルを通り抜ければ、Marina Bay Sands Mallへとアクセスすることも可能だ。トンネルに入る手前にはルイ・ヴィトンのブックストアも設置されており、デザインや文化、アートといったさまざまな分野の本を見て回ることができる。時計やファインジュエリー、そして極上のレザーを用いたバッグを展示した気品溢れる空間には、美しい螺旋階段が誘ってくれる。また、英国人アーティスト リチャード・ディーコンによるインスタレーションも常設展示されており、ショッピングだけでなくまさにラグジュアリーな極上の時間が過ごせる。  また9月17日に開催されたオープニングレセプションでは、ルイ・ヴィトンのエグゼティブと共に女優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)がテープカットに登場した。【岩田奈那】(c)MODE PRESS 【関連情報】 ◆ルイ・ヴィトン 福岡店オープン、地元出身の東尾理子がテープカット