エンデバー燃料タンクから破片落下、影響はなしとNASA

07月16日 11:48


米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「エンデバー(Endeavour)」。先端を取り巻くのは水蒸気(2009年7月15日撮影)。(c)AFP/Bruce WEAVER


【7月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は15日、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から打ち上げられたスペースシャトル「エンデバー(Endeavour)」の外部燃料タンクから複数の破片がはがれ落ちシャトル本体に衝突したとみられるものの、この破片でシャトル本体が損傷した可能性は低いと発表した。  破片がはがれ落ちたのは、打ち上げから約2分後。打ち上げの8分後、エンデバーは地上225キロの軌道に入り、外部燃料タンクからの切り離しに成功した。  NASAは破片について、氷の塊か外部燃料タンクからはがれ落ちた物体とみられるとし、破片が当たったことによるエンデバーの損傷の可能性を否定した。エンデバー前方のタイルがへこんだ部分見える白いものはおそらく塗装がはがれたもので問題ないとした一方、専門家が画像を解析し、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)とドッキングした後はエンデバーの乗組員が詳しく調査するとしている。  NASAによると、打ち上げ後1分35秒以内にはがれ落ちた破片は、エンデバーの保護膜に損傷を与える大きなリスクがあるが、その後は大気が軽くなり破片も少なくなるため、リスクは減少するという。(c)AFP