F22追加調達なら「拒否権発動」、オバマ大統領

07月16日 11:33


写真はエドワード空軍基地(Edwards Air Force Base)の航空ショーで披露された最新鋭戦闘機「F-22」。(c)AFP/USAF


【7月16日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は15日、議会に対し、2010年度の国防権限法案に最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター(F-22 Raptor)」の追加調達など、政権が提案した国防予算改革と異なる内容が盛り込まれた場合、拒否権の発動も辞さないと警告した。行政管理予算局(Office of Management and Budget、OMB)が声明で発表した。  米上院軍事委員会(Senate Armed Services Committee)は先に、7機のF22追加調達に17億5000万ドル(約1649億円)、統合打撃戦闘機F35(F-35 Joint Strike Fighter、JSF)のエンジン調達に4億389万ドル(約414億円)を盛り込んだ法案を可決したが、オバマ大統領は反対しており、声明は最終法案にF22の追加調達が盛り込まれた場合、「大統領は拒否権を発動する」としている。  大統領とロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官はF22の生産数を187機に抑えたい考えで、これに沿うと生産できるのは残り4機となる。  オバマ政権が提案する国防予算改革はF22を含む主要兵器計画の縮小を模索する一方、無人飛行機など、イラクやアフガニスタンでの対反政府活動に必要な設備の増強に差し向ける予算を増強している。(c)AFP