仏パリ郊外の短機関銃乱射事件、被告の標的は「イスラム教徒とアフリカ系」 検察当局
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■「RNが思想的な弾薬を提供」
クリステン検事によると、ステッカーには「フランス万歳、RN万歳、フランス人であることを誇りに思う」などのスローガンが記されていたが、RNが製作したものではなかった。
被告は捜査当局に対し、自らデザインし、アマゾンを通じて業者に発注して製作したと説明した。
また、被告は、どの政党の党員でも支持者でもないと主張しているという。
捜査関係者によると、被告は過去10年間で極右思想にますます傾倒し、「あらゆること」についてアラブ人や黒人に責任があると考えるようになった。
被害者の一人の代理人を務めるロマン・ルイス弁護士は、「被告の供述が示しているのは、RNが彼に思想的な弾薬を与え、23日に彼の銃から発射されたのが、まさにその弾薬だったということだ」と述べた。
過去に4件の罪で有罪判決を受けている被告は、精神的な問題を抱えており、13歳から薬物を使用していたと供述した。
事件を受け、人種差別的な憎悪が常態化していることに抗議するデモが起きている。
エマニュエル・マクロン大統領は28日、ユーチューブチャンネル「HugoDecrypte」のインタビューで、RNや同党に近い人々を含む「極右の一部政治勢力」が、人種差別的な風潮を「根付かせた」との見解を示した。
これに対しRNのジャンフィリップ・タンギー議員は、「憎悪に満ちた思想」のまん延を許した張本人はマクロン氏だと反論した。
当局は、パリ郊外で31日に予定されていた、移民を強制送還する「リマイグレーション(逆移民)」をテーマとする極右系のシンポジウムと、11月1日にパリで予定されていたデモを禁止した。(c)AFP