■「少しも後悔していない」

当局は当初、事件で11歳の子どもを含む5人が負傷したと発表していたが、その後、負傷者数を7人に修正した。

29日時点で3人が入院しており、うち1人は重体となっている。

事件では、コンゴ系フランス人のペンゴ・ボシオ・ワンギさん(26)が死亡した。

被告は「子どもを殺すつもりはなかった」と強調する一方、「体の大きさから見誤ったかもしれない」と述べた。

クリステン検事によると、被告は「少しも後悔していない」と供述した。

クリステン検事は、事件が「極めて周到に準備されていた」と指摘。被告は9月、「ステン短機関銃の戦術的な有効性を高めるための複数の銃器部品のほか、警察の腕章や手錠」を入手していたという。

被告は自身の行動を「正当」だと考えており、「テロの意図」があったことは否定しているという。

また、被告の自宅を捜索したところ、「武器や武器の部品、具体的には弾倉、メリケンサック2組、鋼鉄製の銃剣、消音器」が見つかったという。

さらに、イスラム教の聖典コーラン、キリスト教の聖書、ナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラーの著書「わが闘争」などの書籍のほか、ルペン氏率いるRNを称賛するステッカーも見つかった。