米中間選挙、民主党の顔はオバマ氏「かけがえのない存在」
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【10月30日 AFP】米連邦議会の勢力図を左右する重要な中間選挙を数日後に控え、民主党はバラク・オバマ元大統領(65)の人気と発信力を頼りに、有権者を奮起させ、同党の勝利につなげようとしている。
28日に南部ジョージア州アトランタで開かれた集会では、オバマ氏が歴史的な勝利を収めた2008年大統領選のスローガン「イエス・ウィー・キャン(私たちはできる)」を聴衆が連呼した。
オバマ氏は「問題解決のために人々を一致団結させるのではなく、人々を侮辱し、分断することを楽しんでいる」政治指導者らを厳しく批判した。
米国史上初の黒人大統領だったオバマ氏は今週、11月3日の中間選挙に出馬する民主党候補を支援するため、3か所の集会でトリを務めた。
民主党が議会の少なくとも一院で多数派を握れば、共和党のドナルド・トランプ大統領は任期最後の2年間、立法面で大きな制約を受けることになる。
トランプ氏も全米各地で精力的に選挙集会を開いており、共和党が今回接戦を強いられている伝統的に同党が強い州にも足を運んでいる。
オバマ氏は再選を目指すジョン・オソフ上院議員を応援するため、アトランタに駆け付けた。ジョージア州選出のオソフ氏は2028年大統領選における民主党の有力候補の一人と広く目されており、シャツの袖をまくった若々しい姿がオバマ氏になぞらえられている。
集会に参加した学生のジェニファー・リーさん(21)は、オバマ氏について「他の誰にもないエネルギーを持っている」と語った。
「人の心を動かす力がある。まさに今の民主党に必要なものだ。人々を鼓舞し、投票所に向かわせることだ」と続けた。
一方、教師のリュック・ブリアリーさん(32)はAFPに対し、オバマ効果について慎重な見方を示した。
「アトランタやフィラデルフィアのような場所では、投票率を上げる助けになるかもしれない。でも、激戦区では、演説一つで人の考えが変わるとは思わない」「人々は物価や自分たちの暮らしを基準に投票している」と語った。