米コーネル大集団レイプ疑惑、被告と同姓同名の中国系男性らに風評被害
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【10月15日 AFP】米ニューヨーク州の名門コーネル大学の女子学生が学内で男子学生に集団レイプされたと訴えている事件をめぐり、被告の一人と同姓同名の中国系を中心とする男性たちが、インターネット上で激しい誹謗(ひぼう)中傷にさらされており、「地獄に落ちろ」「刑務所に入るべきだ」というメッセージや殺害予告を相次いで受けている。
女子学生は最近、2024年に学内の男子学生社交クラブ(フラタニティ)「カイ・ファイ」のメンバー7人から麻薬ケタミンを投与され、集団レイプされたとして民事訴訟を提起した。
事件の詳細が明らかになったことで7人に対する怒りが噴出し、7人の身元を突き止めようと、ネット上に残された情報を調べ回る「特定班」が現れている。
7人の一人は、米メディアによって韓国人留学生のウィンストン・リー氏と特定されたが、問題は世界中に同姓同名の人物が大勢いることだ。
同姓同名というだけで無関係な人々にまで怒りの矛先が向けられている。中には米国外で暮らし、韓国人留学生とは容姿が似ても似つかない人もいる。
こうした事態は、当局を信用しない人々が特定班と化す、混沌(こんとん)としたインターネットの危険性を浮き彫りにしている。
誤って加害者と特定された一人は、中国系米国人の男性だった。ビジネスSNS「LinkedIn(リンクトイン)」のプロフィルによると、男性はニューヨークを拠点とする金融専門職に就いており、2020年にコーネル大学を卒業した。事件が起きたとされる2024年には既に社会人となっている。
男性がリンクトインを通じて受け取ったメッセージの一つには、「もう逃げ隠れできないぞ。お前の人生は終わりだ」と書かれていた。
別のメッセージには「お前は相応の報いを受けることになる。つまり刑務所行きだ!! そこで集団レイプされるがいい」とあった。
「黒魔術」で呪いをかけたというメッセージもあった。
男性は、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の自己紹介欄に「コーネル7(コーネル大学集団レイプ事件の加害者とされる7人)ではない」と記載している。
男性はTikTokに投稿した動画で、自身の電話番号と両親の住所をネット上に公開した女性を訴えるため、弁護士を雇ったと明かした。