ウクライナ首都で家計圧迫の影、ロシアの民間倉庫攻撃で供給網に打撃
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■「大事なのは食べ物と水があること」
それでも、ボリスピリの市場では日常が続いている。大型スーパーほど品不足やインフレの打撃はなく、ドミテルコさんの店舗にも新しい利用客が訪れている。
ペンドジン氏によると、ウクライナの家庭の多くは毎月、生活必需品の約45%を市場で購入しているという。地元食料品店などでの購入は30%ほどだ。こうした市場や地元食料品店は、国内の生産者から商品を直接仕入れているため、現時点では食料不足の危険を回避できている。
同氏によると、大手スーパーを利用するのは主に「経済的に余裕のある都市部の若者」なのだという。
ペンドジン氏が最も懸念しているのは、黒海の港湾に対するロシアの攻撃だ。ウクライナは輸出の90%をこれらの港に依存しており、この規模の物流を吸収できる陸路は存在しない。
迎撃の爆音が上空で鳴り響く中、市場での会話は上昇する物価や近づく冬の厳しさに及ぶ。
ドミテルコさんは「大事なのは食べ物と水があること。清涼飲料水がないことなど大したことではない」と、自身の店舗でピクルスやトマトの瓶を棚に並べながら話した。(c)AFP/Florent VERGNES, Daria ANDRIIEVSKA
