愛知・名古屋アジア大会、選手団の宿泊施設不足「深刻」
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【9月14日 AFP】日本で今週開幕する第20回アジア競技大会で「宿泊施設が深刻に不足している」と、大韓体育会(KSOC)が14日、発表した。フィリピンの役員らは民泊仲介サイトのエアビーアンドビーを利用せざるを得ない事態に追い込まれているという。
今大会では専用の選手村が建設されておらず、主催者はコスト削減のためクルーズ船やコンテナ宿舎、ホテルに宿泊先を依存している。
愛知県と名古屋市を中心に開催される同大会は、19日の開会式を前に一部の競技が既に始まっている。
選手や役員などの大会参加者は1万7000人以上に達する見込みで、これは五輪を超える規模となる。
愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会(AINAGOC)は、当初選手団を1万5000人と想定していたが、先月には膨らむ参加者数に対し「それ以上の予算は用意していない」と主張していた。
その後、組織委はアジア・オリンピック評議会(OCA)と共同声明を出し、7月の期限までに登録されたすべての選手と役員に「大会に適した宿泊施設を提供する」と発表していた。
しかし、大韓体育会の関係者はAFPの取材に対し、韓国代表団が問題に直面していると明かした。
この関係者は「現在、愛知・名古屋地域では韓国代表団だけでなく、世界各国の代表団にとって深刻な宿泊施設不足が生じている」と語った。さらに「問題を解決し、影響が出ないよう全力を尽くしている。選手団の出入国は続くため、すべてが滞りなく進行するよう必要な手配を行っていく」と付け加えた。
フィリピン・オリンピック委員会(POC)のアブラハム・トレンティーノ会長は、自国の選手全員にベッドが確保されたと説明した一方で、「コーチなどの一部役員は、別のホテルやエアビーアンドビーへの移動を余儀なくされた」と明かした。
組織委はAFPのコメント要請に即座に応じていない。
さらに、選手や役員ら約2000人が滞在予定のコンテナ宿舎を中心に、施設の質に対する懸念も強まっている。
韓国の男子バスケットボール代表の辺俊亨(ピョン・ジュンヒョン)は、自身が滞在する仮設施設の水漏れしたシンクと濡れた床を映した動画をSNSに投稿し、「助けてください」と添えた。
組織委はイタリアの大型クルーズ船「コスタ・セレーナ」を手配しており、15日に名古屋港に入港する予定となっている。このクルーズ船には4000~5000人が滞在する見込みで、その他の選手、関係者はホテルに宿泊することになる。(c)AFP