ハンマー投げの鉄球が直撃、審判員が脚骨折 アジア大会
発信地:杭州/中国
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【10月1日 AFP】中国・杭州(Hangzhou)で開催されている第19回アジア競技大会(19th Asian Games、Asiad)で30日、選手の投げたハンマーが審判員の男性(62)を直撃し、男性が脚の骨を折るけがをした。
アクシデントが起きたのは30日夜に行われた男子ハンマー投げ決勝の競技中。投てきの際にハンマーが防護ネットに当たったため、クウェートのアリ・ゼンカウィ(Ali Zankawi)が途中で手放したハンマーがサークルの外の椅子に座っていた男性の右脚に当たった。
写真では、7キロの重さがある球を受けた男性が苦悶(くもん)の表情を浮かべ、ゼンカウィが駆け寄る姿が捉えられた。
男性はその後担架で運ばれ、会場内で応急処置を受けてから病院に搬送された。中国国営メディアによれば、男性は右の腓骨を骨折し、状態は安定しているが、手術を受ける予定だという。
ゼンカウィは8位で競技を終えた。(c)AFP