【8月17日 AFP】インド・ムンバイで先月、食品安全検査官がアイスクリームサンドで有名なデザートパーラーの立ち入り検査を行った際、店舗ではネズミやハエ、期限切れの香料が見つかった。

また、じっくり煮込んだマトンやビーフシチューで人気の別のレストランでは、不衛生な容器に保管された肉、油で汚れた床、虫やカラスが店内に入り込む可能性のある開いたままの窓が確認された。

人口2000万人超の大都市ムンバイで行われた立ち入り検査の結果、これらの飲食店は一時的な閉鎖を命じられた。検査はここ数年で最も厳しいものだった。

インドの経済中心地である同市の住民は自国の食文化に強い誇りを持っているが、衛生管理の欠如を理由とした有名店の営業停止処分については、多くが歓迎している。

この取り組みを主導しているのは、マハラシュトラ州の食品安全規制当局の新たな責任者トゥカラム・ムンデ氏だ。

「法律を守っているなら、恐れることはない。守らない者には隠れる場所はない」とムンデ氏はAFPに語った。

7月には、約900の事業が検査の対象となり、100店舗以上で営業免許が一時的に停止された。

この取り組みでは、トップレベルのレストランや高級ホテル、約100年の歴史を持つインドクリケットクラブの食堂まで、あらゆる場所を対象としている。

ムンデ氏は、多くのオーナーが基本的な食品安全のルールすら知らないことに驚いたと話す。

「原材料の検品や品質確認、保管・加工方法の他、飲食店に適した条件など、基本的なことを知らない人が多い」