急進左派台頭、米民主党内の分断浮き彫りに
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【8月7日 AFP】11月の米中間選挙に向けた民主党予備選で、ニューヨーク州からミシガン州に至るまで各地で急進左派候補が勝利し、本選で上下両院の多数派奪還を目指す同党を揺るがしている。
昨年、ゾーラン・マムダニ氏がニューヨーク市長選で勝利を収めたのに続き、ミシガン州の上院予備選でアブドゥル・エルサイド氏が勝利したことは、勢いを増す急進左派にとって新たな飛躍の足がかりとなった。
プログレッシブ(進歩派)とも呼ばれる急進左派は、通常は党幹部らの支援を受ける穏健派を圧倒しつつある。
エルサイド氏の選挙運動を支援した急進左派インフルエンサーのハサン・パイカー氏は米ニュースサイトのポリティコに対し、「これは始まりにすぎない」「全米でこの動きが続くことを期待している」と述べた。
ジョージ・ワシントン大学のトッド・ベルト教授(政権運営)は急進左派候補が台頭している理由について、「単なる反対票ではなく、有権者が真に『投票したい』と思えるものを提供しているからだ」と分析。
「多くの進歩派は生活費高騰危機に対する現実的な解決策を語っている。一方で多くの穏健派は、ドナルド・トランプ大統領率いる共和党政権継続への『恐怖心』に依存している」と付け加えた。
ベルト教授はまた、現在の民主党の方針に対して多くの党員が抱えている不満にも言及。
「民主党は支持者が望むほどドナルド・トランプ氏に強く立ち向かっていない。そのため支持者は指導部の刷新を求めている」と述べた。