イタリア右派、強盗追いかけて殺害した宝飾店主をこぞって擁護
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■「バンナッチの夏」
ローマのルイス大学の政治学者ジョバンニ・オルシーナ氏はAFPに対し、「これは右派内部における競争だ」と指摘。
「世論調査で急速に支持を伸ばしている新党と、その新党に支持層を奪われ、立場を強硬化させることで反撃している古い党との競争だ」と付け加えた。
調査会社SWGが20日に発表した政党支持率調査では、国家の未来が6.7%となり、同盟の5.5%を上回った。
国家の未来を創設したロベルト・バンナッチ氏は元陸軍大将で、移民やフェミニスト、LGBTQ+(性的少数者)の人々を蔑視している。
バンナッチ氏は、サルビーニ氏だけでなく、メローニ氏も標的としている。極右のルーツを持ちながらも政権獲得後は現実的な路線を取っている同氏に失望している有権者も少なくないからだ。
国家の未来は今年2月の結党以来、支持率を伸ばし続けており、来年の総選挙に向けたメローニ氏の計算を複雑にさせている。
同盟が支持率を落としているため、メローニ氏はバンナッチ氏との選挙協力を余儀なくされるのではないかとアナリストらは指摘する。
オルシーナ氏は宝飾店主の事件に言及し、国家の未来が「このような事件に出くわしたのは非常に幸運だった」と指摘。
バンナッチ氏が政治的議論やメディアを席巻する「バンナッチの夏」になると予測した。