山積みの問題吹き飛ばしたW杯北中米大会、FIFAが成功祝う
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競技の並外れた質やファンの熱狂的な歓迎が主なトピックスとなった一方で、いくつかの論争が大会の一部に影を落とした。
ソマリア人審判のオマル・アルタン氏は、ドナルド・トランプ大統領の強硬な移民取り締まりによる犠牲者となった。米当局は「審査上の懸念」を挙げ、同氏の入国を拒否した。
イラン代表も米政府の政策によって苦しめられた。ベースキャンプ地をアリゾナ州からメキシコに移動した後、同代表の選手やチーム関係者はビザの制限に怒りを募らせた。この制限によりチームは試合終了後、数時間以内に米国を出国せざるを得ない状況に追い込まれた。
しかし、最も驚くべき論争は、開催国である米国が巻き起こしたものだった。トランプ氏が、米代表FWフォラリン・バログンに対する1試合の出場停止処分を、ベルギーとの決勝トーナメント1回戦の前に遅らせるよう、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に個人的に介入していたことが明らかになった。
この異例の騒動により、多くの中立ファンが米国を敵視するようになり、ベルギーが4-1で大勝を収めた際には広く歓喜の声が上がった。
このスキャンダルはFIFAのインファンティーノ会長にとって不名誉なものとなったが、それでも次の任期を勝ち取る可能性を危うくすることはないと見られる。強力なアジア、アフリカ、南米の各地域連盟は、すでに2027年のインファンティーノ氏再選への支持を表明している。
そしてインファンティーノ氏は、今回の成功をさらなる大会規模拡大の信任として利用するとみられており、2030年大会では出場チーム数を64に拡大する可能性についての議論が行われる見通しだ。(c)AFP