トランプ氏、130万ヘクタール超の保護区を9割縮小 開発へ開放
このニュースをシェア
■古物法(Antiquities Act)」に違反との指摘も
約77万ヘクタールの広さを誇り、化石が豊富に眠る「グランド・ステアケース・エスカランテ」は、1996年に当時のビル・クリントン大統領によってモニュメントに指定された。一方、約55万ヘクタールの「ベアーズ・イヤーズ」は、先住民族にとって神聖な文化的拠点を根拠に、2016年にバラク・オバマ大統領によってモニュメントと宣言された。
トランプ氏の大統領令について反対派は、1906年の「古物法(Antiquities Act)」に違反していると主張している。
環境法保護団体「アースジャスティス」のトーマス・デレハンティ弁護士はAFPに対し、「法的な文言は極めて明確だ。同法の文言は、大統領にナショナル・モニュメントを『創設する』権限を与えている。しかし、モニュメントを縮小または廃止する権限は含まれていない。それができるのは、新たな法律を通過させる国会(連邦議会)だけだ」と説明した。
しかし、司法省は昨年、大統領はモニュメントを縮小できるだけでなく、完全に廃止することもできるとする独自の見解を示している。(c)AFP/Issam AHMED