フロリダ州に「トランプ空港」誕生、トランプ色に染まる米国
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■紙幣、建物、橋
存命の人物、特に現職大統領を通貨や建造物で顕彰するのを避けてきた米国の長年の伝統を破り、トランプ氏の名前と肖像は急速に拡散している。
スコット・ベセント財務長官をはじめとする高官らは9日、テネシー州に新設された「ドナルド・J・トランプ橋」をお披露目した。
ベセント氏は「テネシー州のナンバープレートには以前『テネシー州までついてきて』という標語が掲げられていた」「今や、そうした車に続く人々は全員、州間高速道路40号線上のドナルド・J・トランプ橋を渡ることになる」と述べた。
首都ワシントンにはすでに「ドナルド・J・トランプ米国平和研究所」に改称された施設が存在するほか、主要政府機関の建物には同氏の顔を描いた巨大なポスターが掲げられている。
トランプ氏の名前はワシントンの総合文化施設ケネディ・センターにも一時付与されたが、裁判官に手続きに問題があると判断され、トランプ氏の名前を削除するよう命じられた。
さらに、ビザ(査証)、医療などの政府公式プログラムにも「トランプ」ブランドが冠されている。
トランプ氏の肖像は米国のパスポートの一部に掲載される予定で、国立公園の年間パスにはすでに掲載されている。また、海軍艦艇における新たな階級区分として「トランプ級」の創設も発表された。
さらに財務省によると、新たな試みとして、米ドル紙幣にトランプ氏の署名が記載される予定だ。
反対派は、こうした「トランプ」ブランドの拡大を、独裁国家や権威主義国家でよくみられる個人崇拝になぞらえている。
だが、エリック氏は空港の改称に何ら問題はないとして、「私たちの名前(トランプ)を冠するものは何であれ、多少の物議を醸すものだ」と語った。
フロリダ州の空港に自身の名前が付けられたことについてトランプ氏がどう感じているかを問われると、エリック氏は「光栄に思い」「謙虚に受け止めている」と答えた。(c)AFP