ベスパ誕生80周年、世界中から2万5000台が大集結 ローマ
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【6月28日 AFP】イタリアのライフスタイルの象徴であるスクーター「ベスパ(Vespa)」が27日、誕生80周年を迎え、多数のライダーが伝説的な愛車とともにローマ市内をパレードした。
独特なエンジン音を首都ローマに鳴り響かせたパレードでは、欧州を襲う厳しい熱波による猛烈な暑さにもかかわらずライダースジャケットを羽織る熱心なファンもいれば、Tシャツ姿で気軽に参加する人もいた。主催者によると、パレードには約2万5000台のベスパが参加したという。
パレードに参加した米テキサス州在住のデビッド・バアモンデさんは、AFPTVの取材に対し、「ベスパをわざわざ米国から持ってきた。ドイツを旅し、ウィーンを経由して、そこからオーストリア、そしてローマまでベスパを走らせて2週間かけ、ここに来た」と語った。
イタリア人のアンドレア・ムスコさんは、「僕にとってベスパは生き方そのもの。気ままに生き、その瞬間を楽しみ、景色を発見する。まさにライフスタイルなんだ」とその魅力を語った。
映画『ローマの休日』や『甘い生活』といった不朽の名作に登場するベスパは、この「永遠の都」ローマと長年深い絆で結ばれてきた。
ローマのロベルト・グアルティエーリ市長は、「第2次世界大戦後のイタリアの誕生と発展に寄り添ってきたベスパの歴史は、ある意味でわれわれの歴史、そして文化を象徴するアイコンだ」と称賛した。