今回のW杯韓国代表には不協和音のような空気が漂っていた。

韓国の取材陣の一部が、孫の兵役実績を嘲笑するような発言をしたとされ、選手と韓国メディアとの間で激しい対立が生じた。

韓国では、健常男性はほぼ全員、少なくとも18か月の兵役を義務付けられているが、特定の状況下では変更が可能となっている。

2018年の第18回アジア競技大会で金メダルを獲得した孫は、兵役を免除されており、3週間の基礎訓練と約500時間の社会奉仕活動に参加すれば義務を果たすことができた。

報道陣の陰口が明るみに出た後、韓国代表は国内メディアへのインタビューをボイコットしたと報じられている。

さらに、メキシコ戦の前には、韓国代表の練習場の上空をドローンが飛行しているのが目撃され、スパイ疑惑が浮上した。このドローンは、メキシコ軍が電波妨害を用いて撃墜したとされている。

洪監督は「幸いにも、戦術練習を始める直前だったため、大きな影響はなかった。しかし、試合に向けて準備を進める上で、最も重要なタイミングでの出来事だった」と不快感をあらわにした。(c)AFP