メディアとの衝突、ドローン、孫興民の先発落ち─W杯決勝T進出へ瀬戸際の韓国に漂う不協和音
このニュースをシェア
前半の韓国は決定力を欠き、洪監督はハーフタイムに満を持して孫をピッチに送り込んだ。しかし、状況は好転せず、60分過ぎにタペロ・マセコにゴールを許した。この1点により、南アフリカが史上初のW杯決勝トーナメント進出を果たすこととなった。
試合後の記者会見では、あまりに精彩を欠いた内容に、記者から「選手たちは食中毒にでもかかっていたのか」と質問が飛ぶほどだった。
2002年の日韓大会では主将として母国をW杯4強に導いた洪監督は、「私は誤った決断を下した。それがこの結果を招いた。それ以上でもそれ以下でもない」と述べた。
W杯に向けて韓国国内の期待は低く、洪監督への不満や大韓サッカー協会(KFA)への不信感が募っていた。
現役時代の輝かしいキャリアとは裏腹に、2014年のブラジル大会でチームが1勝もできずにグループステージで敗退した指揮官の過去を批判する声も多い。
また、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)に所属する李康仁(イ・ガンイン)やドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンでプレーする金ミン哉(キム・ミンジェ)、オランダ・エールディビジのフェイエノールトで戦う黄仁範(ファン・インボム)から力を引き出せておらず、戦術が混乱していると苦言を呈されている。
W杯の試合で初めて先発を外れた孫は、「ピッチ上でチームメイトをあまり助けられなかったことが申し訳ない」と語った。