ブラジル・リオで麻薬組織掃討作戦、銃撃戦となり観光客孤立
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【6月24日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロの丘にあるファベーラ(貧民街)で警察と麻薬密売組織の間で銃撃戦が発生し、人気の日の出スポットで観光客数十人が身動きが取れなくなる事態となった。ブラジルで警察と麻薬密売組織の銃撃戦に観光客が巻き込まれるのは、今年2度目。
警察は、リオデジャネイロの多くの貧困コミュニティーを支配している強力な麻薬密売組織「コマンド・ベルメーリョ(CV)」の掃討作戦を開始。夜明け前にモロ・ドナ・マルタのファベーラで銃撃戦となった。
ファベーラの上方に位置し、リオデジャネイロを一望できる「ドナ・マルタ展望台」から日の出を見ようと訪れていた観光客たちは、突如として銃撃戦が始まったことで恐怖に陥った。
リオでジャネイロを拠点に活動する写真家のアリ・カイエ氏(43)が投稿し、拡散した動画には、絶え間ない銃声が響き渡る中、観光客のグループが身を低くして避難している場面が映っている。
夜明け前に展望台に登ったカイエ氏はAFPに対し「まるで戦争のような状況だった」「激しい銃撃があり、大パニックが起きた。そこには約60人がおり、銃撃戦は約20分間続いた」と語った。
リオデジャネイロで、観光客が麻薬密売組織掃討作戦に巻き込まれて孤立したのは、今年2度目。今年4月には、市内のもう一つの象徴的な展望スポットである「モロ・ドイス・イルマオス」で、200人以上の観光客が2時間にわたって足止めされた。(c)AFP