トランプ氏、情報機関の長官代行に人員削減を要求
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【6月6日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は5日、米国家情報長官室(DNI)の次期長官代行に対し、人員削減を開始するよう望んでいると述べた。情報機関での経験が一切ない人物の起用をめぐっては、波紋がさらに広がっている。
トランプ氏は2日、自身の忠臣であり、連邦住宅金融局(FHFA)で長官を務めるビル・パルテ氏をDNI長官代行に指名した。
大統領専用機エアフォースワン機内でトランプ氏は記者団に対し、「彼(パルテ氏)が削減を行うというのなら、私は気にしない」と語り、DNIの人員が「長い間、あまりにも多すぎた」と付け加えた。
これを前に米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューでトランプ氏は、「もっと組織を小さくしたい。あそこには、いるべきではない人間がたくさんいると思う」と述べ、ジョー・バイデン政権やバラク・オバマ政権の時代から残っている職員に言及した。
野党・民主党は、トゥルシー・ギャバード氏の後任にパルテ氏が任命されたことを非難しており、同氏が過去に政府の記録をトランプ氏の政敵を攻撃するための武器として利用してきた経緯を指摘している。
トランプ氏は事態の沈静化を図ろうとし、パルテ氏の起用はあくまで一時的な穴埋めにすぎないと主張。5日には同職のために最近5人と面接を行ったと述べた。
しかし、トランプ氏はWSJに対し、暫定的な立場であるからこそ、パルテ氏が米国の情報機関を骨抜きにする余地が生まれるかもしれないとも述べ、「縛られることが少ない」「ある程度限られた期間だからこそ、むしろより大きな権限が得られるようなものだ」と語った。(c)AFP