【6月4日 AFP】イランのアッバス・アラグチ外相は3日、イスラエルがレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラに対する軍事作戦を推し進めるなか、レバノンの首都ベイルートへのいかなる攻撃も中東戦争の「全面再開」の引き金になると警告した。

イランは、中東での戦争を終結させるためのいかなる合意も、レバノンにおける戦闘停止を内包していなければならないと繰り返し主張している。

イランのメディア各社によると、アラグチ氏はレバノンの「アルマヤディーンTV」に対し、「イラン、シオニスト(イスラエル)、そして米国との間の戦争の行方は、レバノンでの戦闘の行方と不可分であり、これら二つの戦線は初日から密接に絡み合っている」と語った。

「ベイルートへのいかなる攻撃も重大な結果をもたらし、全面的な戦争の再開へとつながるだろう」「ベイルートを攻撃した場合、イラン軍はイスラエルを攻撃する準備ができている」

さらにアラグチ氏は、レバノンでの戦争を終結させるためには、イスラエル軍が同国から撤退しなければならないと強調し、「レバノンにおける戦争の終結は、占領の終結をも意味する。つまり、戦争の終結には、シオニスト政権軍が占領した地域からの撤退が伴わなければならない」と述べた。

イスラエルとレバノンの代表団は、米首都ワシントンで直接交渉の2日目に臨んでいる。ヒズボラは、この直接交渉に激しく反対している。(c)AFP