【6月4日 AFP】クウェート当局は3日、イランが国際空港や外交施設をドローンで攻撃し、1人死亡、63人が負傷したと発表した。イランは米軍によるイランの船舶やタンカーを標的とした攻撃を非難しており、双方による軍事行動が続いている。

クウェートの保健省報道官によると、攻撃を受けたクウェート国際空港では、重傷者を含む63人が負傷し、病院に搬送された。被害者は「民間人や空港従業員、旅行者が含まれる」と述べた。

クウェート外務省は、イランの攻撃により1人が死亡し、外交施設も攻撃を受けたと発表。これに合わせてインド外務省は、空港での攻撃によりインド国籍の1人が死亡し、数人が負傷したことを明らかにした。

空港の敷地内には、民間用のターミナルから離れた場所に米軍が使用する施設がある。

空港は一時閉鎖されたが、その後離発着を再開させた。同空港は、今回のイラン紛争で標的にされており、今週運航を全面的に再開したばかりだった。

クウェート軍は今回の攻撃を「犯罪的なイランの侵略行為」だと非難した。イラン側は、米軍によるホルムズ海峡に近いケシュム島の地上管制施設やタンカーへの攻撃を非難していた。

湾岸諸国は3日、イランが合計30発の弾道ミサイルとドローンを発射したと発表した。

今回の攻撃を受け、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はCNBCとのインタビューで、イランが「火遊びをしている」と述べ、「必要ならば、全面的な軍事行動に戻る」と警告した。

米国とイスラエルは2月、イラン攻撃を開始。4月には停戦に合意したが、戦闘終結の交渉は難航しており、単発的な攻撃の応酬が続いている。(c)AFP