【6月2日 AFP】レバノン国民議会のナビハ・ベリ議長は、親イラン民兵組織ヒズボラがイスラエルとの「全体的な停戦」を遵守することを保証するとした。同議長の顧問が2日、AFPに語った。

ベリ氏が率いる政党「アマル」は、ヒズボラと同盟関係にある。同党は、ヒズボラを「テロ組織」とみなす米国との仲介役を長年務めてきた。

ベリ議長の顧問、アリ・ハムダン氏はAFPに対し、「ベリ議長の主な要求は全体的な停戦だ。全体的な停戦合意が成立すれば、彼はヒズボラがそれを尊重することを保証する」と語った。

ハムダン氏は「全体的な停戦とは、イスラエルによる空中、陸上、海上からの攻撃の停止を意味し、南部での爆破や破壊行為を行わないことを意味する」と述べた。イスラエルは南部の村全てを破壊したと非難されている。

ドナルド・トランプ米大統領は1日遅く、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がレバノン攻撃を中止することに同意し、またヒズボラも「すべての攻撃を停止する」ことに同意したと述べた。

トランプ氏は「高位の代表者を通じて、ヒズボラと非常に良い電話をした。彼らはすべての攻撃を停止することに同意した。イスラエルが彼らを攻撃せず、彼らもイスラエルを攻撃しない」と自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。

この発表についてネタニヤフ氏は「ヒズボラがわれわれの町や市民を攻撃し続けるならば、イスラエル軍はベイルートのテロ標的を攻撃する」とトランプ氏に伝えたと述べている。

ヒズボラはこの発表について声明を出していないが、在米レバノン大使館は1日、ヒズボラが「相互攻撃停止」に関する米国の提案を受け入れたと発表した。(c)AFP