BYD 中国初の4ナノメートル自動運転チップを発表
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【6月2日 CGTN Japanese】中国自動車大手の比亜迪(BYD)は5月28日、中国初の4ナノメートル(nm)プロセスの自動運転チップ「璇璣(Xuanji、シュエンジー)A3」を発表しました。中国では自動車の電動化という「前半戦」を経て、インテリジェンス化という「後半戦」に向けてのアクセルが踏み込まれました。
中国初の自社開発による4ナノメートル自動運転チップである「Xuanji A3」は、同分野における中国の最高水準を代表しています。車載規格の4ナノメートルという最先端の製造プロセスは業界トップクラスであり、かつ演算能力あたりの消費電力は同クラスの製品と比べて20%低く抑えられています。
「Xuanji A3」はL3(高速道路など特定の場所での自動運転。ただしシステムの対応不能時は人が運転)およびL4(特定の場所での完全自動運転)に対応しており、すでに量産体制に入っています。「Xuanji A3」の投入により3つのチップが効率的に連携することで、計2100 TOPSを超える圧倒的な演算力を実現すると同時に、消費電力の抑制と計算リソースの利用率を両立させました。さらに、BYDの自社開発のアルゴリズムと組み合わせることで最適化を徹底し、演算効率の100%向上を実現しました。このことにより、運転支援システムの反応速度が向上し、複雑な状況への対応力が強化され、安全性の上限がさらに引き上げられました。
BYDの王伝福会長は発表の際のスピーチで、「真の『勇気』とは、決して恐れを知らないことではない。生命、ルール、そして技術への畏敬の念を持ち、困難であると知りながらも挑み続け、『困難だが正しい道』を常に歩み続けることだ」と述べました。
BYDは、未来の自動車のインテリジェンス化に向けた3つの目標を掲げています。すなわち「人の真のニーズに基づく『交通事故ゼロ』の実現」「運転支援を『スーパードライバー』に育てる」「AIを『スーパー秘書』にする」です。BYDはこれらの目標の実現に向けて今後、1000億元(約2兆円)を超える研究開発資金を投入し、交通安全の問題を解決して人類をさらに幸せにしていくとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News