マニラ近郊の建設中ビルが倒壊、19人閉じ込めの恐れ
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【5月24日 AFP】フィリピンの首都マニラ近郊で24日未明、建設中のビルが倒壊した。政府当局者や目撃者によると、19人ががれきの下に取り残されている恐れがある。
当局によると、マニラの北約80キロにあるアンヘレス市内で建設中のビルが、午前3時(日本時間同4時)ごろに自重で倒壊し、隣接するホテルにも大きな被害を与えた。救出された26人のうち、2人はこのホテルに滞在していた。
地元で配達員を務めるジェームズ・ベルナルドさん(30)は、AFPの取材に対し、ちょうど食べ物のデリバリーを終えたところだったと振り返り、「数秒後、突然その一帯で大きな音が響いて、見ると(ビルが)すでに崩壊していた」と語った。
ベルナルドさんが撮影し、AFPが確認した動画には、ねじ曲がった鉄骨や電柱、コンクリートの塊が巨大な山となって通りをふさぎ、他の目撃者たちがスマートフォンで写真を撮っている様子が映っていた。
同市広報官のジェイ・ペラヨ氏はAFPに対し、9階建てのビルの壁と足場が崩れ、人ががれきの山の中に閉じ込められている可能性が高いと述べた。
現時点で死傷者の報告はないものの、ペラヨ氏は「通常その区域に出勤している職員が19人おり、現在彼らの居場所を特定しようとしている」と語った。
「大きなコンクリートの塊があり、それらを持ち上げるための重機が必要となっている。それが現在、救助活動において困難な点となっている」
市役所によると、初期報告では、がれきの中から24人が救出されたほか、ビル崩壊の巻き添えを受けたホテルからも2人が救出されたという。
ペラヨ氏は「行方のわからない19人が、その(救出された)人数に含まれていて、無事が確認されることを願っている」と述べ、生存者の身元を特定するための聞き取り調査が進められていると付け加えた。
ビル崩落の原因は、まだ不明となっている。(c)AFP