エボラ死者数200人超、アフリカ諸国で感染リスク懸念
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【5月24日 AFP】アフリカ・コンゴ民主共和国の保健省は23日夜、エボラ出血熱の流行による死者数が204人に達したと発表した。この数時間前には、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)のボランティアが現地で死亡したことが発表され、ウガンダでも新たに3人の感染症例が確認されている。
保健省の発表によると、コンゴの3州で計867件の疑い例のうち204人の死亡が記録された。22日に世界保健機関(WHO)が発表した集計では、死亡者数は疑い例750件のうちの177人だった。
WHOは、極めて感染力が高いエボラの流行について、「公衆衛生上の緊急事態」を宣言している。
アフリカ連合(AU)の保健機関は23日、コンゴとウガンダに加えて、大陸内のさらに多くの国がエボラウイルスの影響を受ける危険性があると警告した。アフリカ疾病予防管理センター(アフリカCDC)のジャン・カセヤ事務局長は、「リスクを抱えている国」として、アンゴラ、ブルンジ、中央アフリカ共和国、コンゴ共和国、エチオピア、ケニア、ルワンダ、南スーダン、タンザニア、ザンビアを挙げた。
カセヤ氏は、この地域の「高い流動性と不安定さ」がウイルスの拡散を助長していると述べた。
一方IFRCは、コンゴ人ボランティア3人がコンゴ・イトゥリ州でエボラに感染したと見られ、亡くなったと発表した。
IFRCによるとこの3人は、「エボラとは無関係の人道任務の一環として、3月27に遺体管理の活動」を行っていたという。
IFRCは声明で「活動が行われていた当時、社会はエボラ出血熱の発生を認識していなかった。彼らは判明している中で最初期の犠牲者の一部である」と述べた。
ウガンダでは新たに3件の症例が確認され、感染者はこれで合計5人となった。この3人のうち2人はウガンダ人、もう1人はコンゴ人で、いずれも生存している。(c)AFP