【5月19日 AFP】<内容更新>ロシア軍は19日、国内各地で兵士数万人を動員し、3日間の核兵器演習を開始した。

ロシア国防省は「2026年5月19日から21日まで、ロシア連邦軍は、侵略の脅威に備えて核戦力の準備と使用に関する演習を実施する」と発表した。

演習には、6万5000人以上の兵士が参加する予定。国防省によると、200基以上のミサイル発射装置を含む、7800種の装備や兵器が用いられ、航空機、艦船、潜水艦、核潜水艦も導入される。

弾道ミサイルと巡航ミサイルの試験発射も行うとしている。

ウクライナでの4年に及ぶ侵攻作戦の中で、ロシアは核兵器の保有を誇示し、繰り返しその使用を示唆してきた。また、米ロ間で唯一残っていた核軍縮枠組みの新戦略兵器削減条約(新START)も2月に失効している。

新STARTの失効を受け、ロシアは戦略的核能力に対して「責任ある」アプローチを取ると誓っているが、ウラジーミル・プーチン大統領は、核戦力の開発について「絶対的な優先事項」だと発言している。

ロシアは今月、核弾頭が搭載可能な新型弾道ミサイルの試験も成功させたばかり。

プーチン大統領は19日、2日間の日程で中国訪問を開始し、習近平国家主席と明日会談する予定だ。(c)AFP