■各国の対応

しかし、WHOは推奨を行うのみで、実際の対応は各国の判断に委ねられている。

クルーズ船の乗客と乗組員の接触追跡と帰国が始まって以降、ほとんどの国はWHOのガイドラインに従い、42日間の隔離を実施している。

ドイツ、英国、スイス、ギリシャを含むいくつかの国は45日間の隔離を選択し、また、オーストラリアとフランスはそれぞれ3週間と2週間の最小観察期間を設けると発表。その後、適宜延長するとしている。

その一方で米国は、帰国する乗客17人の隔離について「不可欠というわけではない」との考えを示しており、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長はこの対応に「リスクがあるかもしれない」と警告した。

WHOや一部の国の保健当局によると、生存している患者のうち、これまでに感染例が7例確認され、8例目は感染疑いとなっている。また他の疑わしいケースや感染者の濃厚接触者についても調査が進められている。(c)AFP