【5月8日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は、米国代表の2026年サッカーW杯北中米大会初戦のチケット価格が1000ドル(約15万6000円)を超えることについて、自分であれば支払わないと述べ、国際サッカー連盟(FIFA)に対して高額な費用への圧力をかけた。

7日付の米紙ニューヨーク・ポストでのインタビューで億万長者のトランプ氏は、「その金額は知らなかった」「ぜひ行きたいとは思うが、正直なところ私も払わないだろう」と語った。

米議員や国際サポーター団体は、6月に開幕を控えるW杯のチケット価格設定についてFIFAを非難している。

トランプ氏は、自身の重要な支持層である低所得の国民がW杯に行けなくなるほど、チケット価格が高騰していることに懸念を示し、「クイーンズやブルックリンの人々、そしてドナルド・トランプを愛してくれているすべての人々が行けないのであれば、私は残念に思う。しかし同時に、これは驚くべき成功でもある」と述べた。

第1次政権時にW杯招致に成功したのを自身の功績だとしているトランプ氏は、「私に投票してくれた人たちが行けるようにしたい」と付け加えた。

トランプ氏と親しい関係にあるFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は数日前、今大会には5億件以上のチケット申し込みがあり、これは18年ロシア大会、22年カタール大会の5000万件未満とは桁違いだと述べ、チケットが額面価格を数千ドルも上回る価格で転売されることを許可する米国の法律を利用する義務が統括団体にはあると主張した。

またインファンティーノ氏は、グループステージのチケットの4分の1は300ドル(約4万7000円)未満だとしている。

サポーターグループは、今夏の大会と前回大会の比較を行っており、22年大会決勝の最高額チケットが1600ドル(約25万円)だったのに対し、今大会の決勝最高額チケットは約1万1000ドル(約172万円)の額面価格となっている。(c)AFP