【4月23日 AFP】米国防総省は22日、ジョン・フィラン海軍長官が「即時」退任すると発表した。突然の退任の理由は明らかにしていない。

フィラン氏の退任は、イランと交戦中の今月、ランディ・ジョージ前陸軍参謀総長(陸軍大将)と上級将校2人が解任されたことに続くもの。

国防総省のショーン・パーネル国防長官補佐官はX(旧ツイッター)に投稿した声明で、フィラン氏は「即時退任する」と述べ、当面はハン・カオ海軍次官が長官代行を務めると付け加えた。

ドナルド・トランプ米大統領は昨年の復帰以来、「CQ」の愛称で知られるチャールズ・ブラウン前統合参謀本部議長(空軍大将)を解任するなど、軍幹部の粛清を進めてきた。ブラウン氏は2025年2月に解任されたが、理由は説明されていない。

ブラウン氏の他にも、海軍作戦部長、沿岸警備隊長官、国家安全保障局(NSA)局長、空軍副参謀総長、北大西洋条約機構(NATO)軍事委員会の米軍代表、そして軍法務官3人が解任された。

空軍参謀総長も任期を2年残して理由の説明なく退任を発表し、米南方軍司令官も就任1年で退任した。

ピート・ヘグセス国防長官は、トランプ氏が望む人事をしているにすぎないと主張しているが、民主党議員らは、伝統的に中立だった米軍の政治化の恐れがあるとして懸念を表明している。

へグセス氏は昨年、米軍の大将の総数を少なくとも20%削減すること、将官の総数を10%削減することを命じた。(c)AFP