【4月15日 AFP】ドイツ・ミュンヘンの裁判所は14日、交際相手の女性に繰り返し薬物を投与してレイプし、その場面を撮影したとして、中国人留学生の男に拘禁11年3月の判決を言い渡した。

中国人留学生のチョンイー・J(Zhongyi J)被告(28)は、意識を失わせた交際相手の女性を少なくとも7回にわたり性的暴行を加えた。

チョンイー被告は毎回その場面を撮影し、動画をハードディスクに保存していた。3時間以上にわたって性的暴行を続けたケースもある。

裁判所によると、「いずれのケースにおいても、被害女性を重度の鎮静状態(昏睡状態)に陥れ、激しい痛みを感じても抵抗できないようにしていた」という。

チョンイー被告は、加重レイプ罪6件と殺人未遂罪2件で有罪となった。

マルクス・コッペンライトナー判事は判決を言い渡す前に、この犯罪は「極めて醜悪な女性蔑視・人間蔑視」を示していると述べた。

裁判所は「経験豊富な犯罪捜査官でさえ、動画に残されていた女性蔑視のひどさに愕然とした」と述べた。

チョンイー被告は、被害女性に3種類の麻酔薬を混ぜたものを投与した。

性的暴行中、被害女性は何度か呼吸が止まったが、奇跡的に命拾いしたという。

裁判所報道官がAFPに語ったところによると、チョンイー被告は2023年、ロボット工学の修士号を取得するためドイツに留学した。

チョンイー被告は裁判中に犯行を自白したが、「後悔の念こそ示したものの、自身の行為の重大性を完全に認識していなかった」とされる。(c)AFP