【4月12日 AFP】<内容更新>中東地域での戦闘終結に向けて、仲介国パキスタンで行われている協議について12日、米交渉団トップを務めるJ・D・バンス米副大統領は、イランとの話し合いでは合意に達することができなかったと述べ、イラン側に「最終かつ最高の提案」をし、イスラマバード離れると発表した。

首都イスラマバードで21時間にわたる交渉を終えたバンス氏は、記者団に対し、提案を検討するために必要な時間を設けることを示唆した。

「非常にシンプルな提案と理解の方法を提示した。これがわれわれの最終かつ最良の提案だ。イランがこれを受け入れるかどうかだ」と述べた。

また、争点は核兵器にあるとし、「単純な事実として、われわれが見たいのは、核兵器を追求しないというイラン側の明確なコミットメントで、迅速に核兵器を達成するための手段を追求しないというコミットメントだ」と述べた。

その上で、「問題は、核兵器を開発しないというイラン側の意志が見られるかどうかだ。今だけでなく、2年後でもなく、長期的に見られるかどうかだ」とし、「まだそれを見れていない。われわれはそれを見たいと願っている」と続けた。

一方でバンス氏は、世界の石油の5分の1が通過するホルムズ海峡の再開に関する問題については意見の相違を強調しなかった。

「われわれは非常に柔軟で寛容だったと思う。ドナルド・トランプ大統領は『誠意をもって協議に臨み、合意を得るために最善を尽くす必要がある』と話していた。ただ、残念ながら進展を得ることはできなかった」とバンス氏は語った。(c)AFP