【4月7日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は6日、イラン戦争で米国を支持しなかった北大西洋条約機構(NATO)同盟国を非難し、グリーンランドの併合を望む意向を改めて表明した。

米首都ワシントンで8日にNATOのマルク・ルッテ事務総長との会談が予定される中での発言だった。

トランプ氏は、NATOに対し「強く頼んだわけではなく、ただ『助けてくれるなら、素晴らしい』と言っただけだ」と振り返った。

「『いや、いや、いや、われわれは助けない』と言われた」とトランプ氏は述べたが、誰と話したかは明かさなかった。

トランプ氏はさらに、NATO加盟国は「実際には、わざわざ助けないようにしていた」と批判した。

またトランプ氏は、NATOは「張り子の虎」にすぎず、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「まったく恐れていない」と語った。

トランプ氏が「素晴らしい人物」と評したルッテ氏は今週ワシントンを訪れ、NATOによると、8日にはトランプ氏、マルコ・ルビオ国務長官、ピート・ヘグセス国防長官と会談する予定だ。

トランプ氏は、NATO加盟国であるデンマークの自治領グリーンランドを併合したいという意向を隠しておらず、NATOから強く反対されている。

NATOに対する不満を語る中でトランプ氏は、「実を言うと、すべてはグリーンランドから始まった」と述べた。

「われわれはグリーンランドが欲しい」「彼ら(NATO)は渡したくない。そして私は『さようなら』と言った」

トランプ氏はまた、韓国、オーストラリア、日本といったNATO以外の同盟国が、イラン戦争で米国を支援しなかったことについても批判した。

一方で、サウジアラビア、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)などの湾岸諸国が紛争中に支援したことを称賛した。(c)AFP