「ガザ規模の破壊」阻止訴え レバノン大統領、イスラエルに交渉呼びかけ
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【4月5日 AFP】レバノンのジョセフ・アウン大統領は5日、イスラエルとの交渉を改めて呼びかけ、同国南部がパレスチナ自治区ガザ地区のような規模で破壊されるのを阻止したいと述べた。
イスラエル軍が、イランの支援を受けるシーア派組織ヒズボラを標的にレバノン南部の複数の村へ攻撃を仕掛けていることを受け、アウン氏はテレビ演説で「イスラエルは、ガザで行ったことをレバノン南部でも再現しようとしているのかもしれない」と危機感を示した。
大統領はまた、「ガザは破壊され、7万人以上が殺害された。(それだけの犠牲を払った後で、)最終的に交渉の席に着くことになった。まだ破壊されていない住宅を守ることができる今、なぜ交渉に応じないのか」と訴えた。
レバノンが地域紛争に巻き込まれた背景には、米・イスラエルによる攻撃でイランの最高指導者アリ・ハメネイ師が殺害されたことを受け、ヒズボラがイスラエルに報復攻撃を実施し、イスラエルがこれに応戦したことがある。(c)AFP