【4月5日 AFP】国連(UN)の安全保障担当者は4日、レバノン南部にある国連平和維持軍の本部に関連するカメラを、イスラエル軍が24時間で17台破壊したとAFP通信に語った。

3月2日に始まったイスラエルとヒズボラの武力衝突では、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が同国南部での交戦に巻き込まれている。

匿名を希望した当局者によると、「沿岸の町ナクラで、本部のカメラ17台がイスラエル軍によって破壊された」という。

UNIFILのカンディス・アーディエル報道官は4日、「カメラは何らかのレーザーによって破壊されたとみられる」とAFPに述べた。

同報道官はさらに、「ナクラに駐留している(イスラエルの)兵士が今週、村の建物を大規模に破壊している」と付け加えた。

またアーディエル氏は先週初めにも、「これらの破壊行為は民間の家屋や事業所を破壊しているだけでなく、破壊力の大きな爆発により、UNIFIL本部にも被害が生じている」と述べていた。

UNIFILをめぐってはここ1週間で、国連平和維持部隊のインドネシア兵3人が命を落としている。自国民が死亡したことを受け、インドネシアは「容認できない」と非難した。

国連によると、レバノン侵攻後のイスラエル軍の撤退を監視するために1978年に設立されて以降、UNIFILでは97人の要員が殉職している。(c)AFP