台湾野党党首、習主席の招待受け入れ4月に訪中
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【3月30日 AFP】台湾の野党・国民党(KMT)の鄭麗文主席(党首)が、中国の習近平国家主席からの招待を受け入れ、4月に訪中すると同党が発表した。
昨年11月に主席に就任した鄭氏は、米国への公式訪問を行う前に習氏と会うべきだと主張していた。これに対し党内外から「親中すぎる」との批判を受けていた。
中国が台湾を自国領と主張し、武力行使による併合も辞さない構えを見せる中、国民党は中国との関係強化や交流拡大を支持している。
国民党は声明で、鄭氏が代表団を率いて訪中する招待を「喜んで受け入れた」と述べ、中国国営新華社通信の報道を認めた。
声明によれば、鄭氏は「両党が協力して両岸関係の平和的発展を進め、両岸の交流と協力を促進し、台湾海峡の平和と両岸の人々の福祉向上に取り組むことを期待している」という。
新華社は代表団が4月7日から12日まで「中国本土」を訪問すると述べたが、鄭氏が習氏と面会するかどうかは明らかにしなかった。鄭氏は公然と会談を求めている。
一方国民党内では、鄭氏と習氏の会談が、今年後半に控える台湾の地区選挙で有権者の反発を引き起こす可能性があるとの懸念の声も上がっている。(c)AFP