【3月28日 AFP】ドイツのヨハン・ワーデフール外相は27日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は中東紛争によって自身がウクライナで犯している「犯罪」に対する世界の関心が薄れることを期待しているとの見解を示した。

ワーデフール氏はフランスで開催されたG7外相会合で、「プーチン氏は、中東情勢の激化によって自身がウクライナで犯している犯罪に対するわれわれの関心が薄れることを、冷笑的に期待している」と述べた。

「この思惑は絶対に成功させてはならない」として、ウクライナの防衛力を少しでも弱体化させれば「プーチン氏の思うつぼになる」と警告した。

さらに、ロシアとイランが協力する中、両国が関与するウクライナ紛争と中東紛争という二つの紛争に対処しなければならない現状を踏まえ、国際社会はこれまで以上に緊密に連携する必要がある主張。

「二つの紛争がいかに密接に結びついているかは明白だ。ロシアは潜在的な標的に関する情報を提供することで、明らかにイランを支援している」「われわれは結束を強化する必要がある。イランとロシアが極めて緊密に連携している現状を踏まえれば、われわれもさらに連携を密にしなければならない」と述べた。

欧州連合(EU)の外相に当たるカヤ・カラス外交安全保障上級代表は26日、ロシアがイランに対し、無人機を供与するだけでなく、中東で「米国人を殺害する」ための情報も提供していると非難した。(c)AFP