イラン、テルアビブにミサイル攻撃 建物直撃で4人負傷
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【3月24日 AFP】イランは24日、イスラエルに対し新たなミサイル攻撃を行った。イスラエルの商業都市テルアビブでは建物が損壊し負傷者が出ている。
AFPの記者が確認したテルアビブの現場では、通りにがれきが散乱し、ビルの側面が崩落していた。少なくとも4か所で計4人が軽傷を負い、救急隊が対応に当たった。
テルアビブのロン・フルダイ市長は記者団に対し、高級住宅街の建物にミサイルが「直撃」したと述べた。AFPの映像では、3階建ての建物の正面部分が激しく損壊している様子が確認できる。イスラエルの複数のメディアによると、警察当局は、それぞれ約100キロの爆薬を積んだ弾頭3~4個を搭載するクラスター・ミサイルによる被害とみている。
これに先立ちイランのメディアは、国内のガス施設2か所とパイプラインに対する米・イスラエル軍の攻撃があったと報じた。攻撃は、ドナルド・トランプ米大統領が戦闘終結に向けた「非常に良好な」協議を理由に、イランのエネルギー施設への攻撃を撤回した数時間後に起きたとしている。
協議についてトランプ氏は、イラン側の「トップ級の人物」と協議しているとしている。また、今後5日間で交渉が決裂すれば「容赦なく空爆を続ける」と警告した。
一方、交渉に関与しているとされるイランのモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長は、交渉は行われていないとし、トランプ氏の発言は「金融・石油市場の安定」を目的としたものと主張した。
米ニュースサイト「アクシオス」は、米側の交渉担当者であるスティーブ・ウィトコフ氏とジャレッド・クシュナー氏が、早ければ今週中にもパキスタンでイラン代表団と会談するとし、J・D・バンス副大統領も交渉に加わる可能性があると報じた。
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、この報道を否定せず、「公式発表があるまでは憶測にすぎない」と述べるにとどめた。(c)AFP/AFP teams in Tehran, Washington, Jerusalem, Beirut and Dubai